「方針」
本気ですればたいていなことはできる
「行動指針」
すぐやる・今やる・最後までやる
「テーマ」
誰一人取り残さない会づくり
「スローガン」
共に描く未来のキャンバス
日創研経営研究会 田舞本部会長方針の下、『本気』でこの会の学びを自社の経営を動かす原動力にしましょう。今、すべての会員が「人間力」「考える力」「仕事力」「感謝力」を試される時代を迎えています。
人間は『どう生きるか』を問い続け、本気で取り組むことで、どんな偉大なことでも成し遂げる力をもつ存在です。その信念のもと、2026年北九州経営研究会は以下のことに取り組み共に未来を描きます。
1.三十年の感謝と、新たな十年への挑戦
〝泥臭くも気高き精神〟を胸に経営活動を積み重ね、北九州経営研究会は、今年で、30周年を迎えました。30年という長きにわたってこれほど活力ある会を続けられたのは、これまでの歴代会長、理事そしてご縁をいただいた会員の皆様のおかげです。あらためてこの会が存在していることに心より感謝を申し上げます。
ここで、30周年記念事業において歴代会長が残されたそれぞれのビジョンを記します。
- 挑戦し続ける企業
- 100%黒字企業
- 継続して存続する企業
- 社員さんと共に学び成長する企業
- 社員一人一人が自分と会社に誇りを持って働ける企業
- 社員がいきいきと働ける企業
- 愛が溢れる企業
- 「あそこは凄いと思える」企業
- 「社員さんと共に喜びあえる」企業
- 学びの継続100%企業
- 「今ここに、なくてはならない」企業
- 人間関係の良い働きやすい企業
- 規模の拡大と内容の充実を相備えた企業
- 「地域に根差し、世界に誇れる」企業
- 成長とお役立ちを通して、物心両面の幸せを生み出せる企業
- 経営者が会社を私物化しない企業
- 「時流を掴み、経営革新し続ける」企業
- 人が輝き、技術が進化する。北九州発・世界を変える挑戦者たち
- 顧客の「好き」社員さんの「好き」で出来ている企業
- 「他社が模範とする」企業
- 「技術革新を活用し、自社がやるべきことに集中できる」企業
こうやって一つずつ拝見すると、歴代会長それぞれの志や経営観がビジョンという短い言葉ににじみ出ており、身が引き締まる思いがします。そして、私も歴代会長になるものとして、その名に恥じないように、任期2年目の会運営に全力を尽くすことを改めて決意した次第です。
2.会長二年目 ― 『わたしらしい未来へ』つなぐ
思い返せば、会長任期1年目は歴代会長のアドバイスを頂きながら、見よう見まねで何とか行事をこなしてきた感じでした。しかし、この2年目については、多くの歴代会長に、「中原さんらしさを発揮することが大事だ!」というアドバイスをいただいています。そこで今年度は、目いっぱい私らしさを表現した方針を掲げています。
今年のテーマは「誰一人取り残さない会づくり」です。
3.誰一人取り残さない ― すべての人をチームに
私が目指したい北九州経営研究会は「いろんなバックグランドを持った人が集まる会」にすることです。普段の交流ではなかなか知り合えない仲間に会えること。そして、同じ課題を違うアプローチで解決する方法を共に学ぶこと。経営の強みは多様性です。今この瞬間は未だ目立っていない人でも、将来、その人の思わぬ個性が誰かのピンチを切り抜けさせるきっかけになることがあります。
だからこそ、会運営に積極的な人だけではなく、入会間もなくまだコミュニケーションが取れていない人や、なかなか参加ができない休会者、そして例会や勉強会に参加できていない人、参加はしているけどあまり発言せず目立たない方、そんな全ての方々が自然ともっと「集まりたくなる会」にしたいのです。
なぜなら、日創研経営研究会の「共に学び共に栄える」という理念に共感し、入会を決めてくれたその方たちのそれぞれの強みを生かすことができれば、多様性の時代、経営研究会はさらに進化できると私は本気で感じているからです。
なかなかお顔をみることができない会員の方もチームの一員として、関わりを持ち、一緒に活動していきたいです。そして北九州経営研究会の仲間全員が「1つになる」ことを私は熱望しています。
4.2025年の振り返りと、2026年への進化
2025年度は私の会長方針の下、会員一人ひとりが自分のキャンバスにそれぞれの色を重ねてきました。しかしながら、どんな絵を描いたらよいか分かりにくいという意見もあり、言葉だけで思いを伝えることの難しさを痛感した1年でした。
実は私は、このキャンバスを未来に見立てています。そして、私が描きたい絵は、一人では到底描ききれない、そんな絵です。さらに言えば、私はどのような絵を描くのかよりも、みんなが協力して1つになり、一枚の絵つまり同じ未来を見ることができる会にしたいのです。
今年度は本物のキャンバスに、皆で実際に絵を描きます。そして、その過程を通してダイバーシティーや全社一丸となることを皆が体感し、自社の経営にも活かしていくことを期待しています。2026年は、みんなの色をつなぎ合わせて一枚の絵を完成させる一年にしたいと思います。
5.絵で伝える ― 言葉を超えたコミュニケーション
実際に手を動かし、いろんな色を使って一緒に絵を描くことは、コミュニケーションの大事な手段となります。
日本人同士だと、日本語だけでなんとなく伝わりますが、これからは多様性の時代です。 私の会社には外国人のスタッフが在籍しており、これからもますます増える予定です。現在は6か国ですが、近いうちに10か国以上の国籍を持つスタッフが在籍することになります。したがって、そのような外国人スタッフにも参加してもらうことは、異文化コミュニケーションの訓練にもぴったりだと思います。
6.むすびに ― 30年から40年へ、未来をつなぐ
今年度は、「Innovation Canvas Project(イノベーション・キャンバス・プロジェクト)」を実施いたします。 各委員会が「自社の未来」や「会の未来」をテーマに絵や図で表現し、最終的に全員の作品を一枚の大きなキャンバスとして完成させます。 それは個々の想いをつなぐものであり、共創によって新しい価値を生み出していくことの象徴です。 このプロジェクトを通じて、会員同士の理解とつながりをより深め、イノベーションを生み出す土壌を育てましょう。
一人では描けない絵を、みんなでつなぎ合わせて完成させる。多様な色が混ざり合い、一枚の美しい絵となる。その瞬間を、皆さんと共に創り上げたいと思います。
30年の歴史を紡いできた北九州経営研究会。その魂を受け継ぎながら、私たちは今から新しい10年を描き始めます。今年の会長方針テーマは「誰一人取り残さない会づくり」スローガンは「共に描く未来のキャンバス」のもと、共に歩んでいきましょう。
2026年度、北九州経営研究会は、新しい一歩を踏み出します。どうぞよろしくお願いいたします。
日創研北九州経営研究会
会⾧ 中原 亜希子
実践の柱は3つです。
①コア・コンピタンス経営の実践
- 業績アップ研修受講の推進
- 業績アップ上級研修受講の推進
②可能思考の実践
- SA研修受講率 100%
- SC研修受講率 90%以上
- SGA研修受講率 85%以上
- TT研修受講率 40%以上
③本気で社長力・管理力・現場力の三位一体経営を推進
社長力・管理力・現場力がつながり、組織全体が輝くチームを目指します。全員で学ぶ会の開催(『理念と経営』共に学ぶ会)。できる社員を引っ張るのではなく、苦手な社員に参加してもらう勉強会を開催します。
方針
1.「トライアル制度」の正しい理解と運用
- 呼称の変更:組織活性化委員会を組織活性トライアル委員会へ呼称変更
- 会のさらなる活性化を目指す
- 新会員向けに北九州経営研究会を「知る会」を開催する
2.会員企業をもっと知り、多様な価値観に触れ、新しい発想を生み出そう!
- 例会前の3分間スピーチ <各委員会>
- 実働会員 110名体制目標(2026年は新規会員目標10名)<各委員会>
- 集まりたくなる会づくり(6月例会) <イノベーション>
- 全国大会in和歌山への参加促進 (5月20日~21日)<イノベーション>
- 10月全国同日例会(10月20日)<イノベーション>
- イノベーション・キャンバス・プロジェクト<イノベーション>
3.組織横断型の場を作り、会員同士の関係を深めて会員満足度をアップさせる
パートナー委員会で協力しあう
総務、研修推進、組織活性トライアルの3委員会をパートナー委員会とする
- チームで運営‼支え合う総務委員会<総務>
- 会員同士が繋がる1月8月11月12月総会開催<総務>
- 2月例会<組織活性トライアル>
エグゼクティブリーダーシップのフォローアップ
- エグゼクティブ・リーダーシップ(目標実現)セミナーのフォローアップ<研修推進>
- 本部主催勉強会 3月全国合同例会<研修推進>
- 経営相談者の支援(毎月1名以上)<理事メンバー>
- 特別研修(オンライン開催)参加(11月13日)<研修推進>
- 本部レクチャラーの最大活用 (5月レクチャラー例会)<研修推進>
4.月刊『理念と経営』をはじめとする人財育成ツールを活用し、自社の存在価値を高めよう
北九州経営研究会の導入率90%以上を目指す
「理念と経営」経営者の会とWin-Winの関係構築
- 「理念と経営」経営者の会とは、月刊「理念と経営」を活用して、トライアル会員を増やす
- ・連携をすることで継続学習を習慣化し、会員同士の繋がりを強固にする
パートナー委員会で協力しあう
理念、公式教材の2委員会をパートナー委員会とする
- 「理念と経営」例会の開催(4月)<理念・公式教材>
- 理念レクチャラー例会(9月)<理念>
- 第4回会員企業対抗13の徳目朝礼大会の支援(2月)<公式教材>
- ありがとう作文・ありがとう例会の推進(12月)<理念>
- 公式教材導入率向上、13の徳目普及強化<公式教材>
- グロースカレッジ導入企業事例発表勉強会<公式教材>
5.中期経営計画書づくりの実践
自社の存在意義を再定義し、計画に反映できる中期経営計画書を作成しよう
幹部社員さんを巻き込みチームでつくる計画書作成勉強会の開催
経営発表大会の参加促進
- 九州ブロック経営発表大会(6月)<経営戦略革新>
- 北九州経営発表大会 (7月)<経営戦略革新>
- 第32回全国経営発表大会(9月14日~15日)<経営戦略革新>
6.集まりたくなる委員会づくり
- 組織の活性は委員会が活性化しているかどうかにかかっています。本気で挑戦でき、繋がる、委員会を創ろう。<各委員会>
【定量目標】
- 会員拡大:新規トライアル生 14名以上
- 各委員会より 2名以上 (入会目標10名)
- 出席率:理事会100%
- 総会例会80%以上
- 委員会 70%以上
- 可能思考セミナー受講率
- SA研修修了100%
- SC研修修了90%以上
- SGA研修修了85%以上
- 本部研修受講率: 55%
- 全国大会in和歌山: 28名以上の参加(各委員会4名以上)
- 全国経営発表大会発表:15名
- 合計42名以上の参加(各委員会から6名以上)
- 特別研修in東京: 28名以上の参加
- 各委員会から4名以上
- 経営計画書作成率:80%以上
- 13の徳目導入率 : 60%以上
- 理念と経営 共に学ぶ会導入率 : 90%以上
- 女性リーダー比率:30%を目指す




